日記と手紙から感じる時間

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自分は物覚えが良い方ではない。誰になにを話したのか忘れてしまっていることがしばしばある。一方で恋人は物事をよく覚えている。本当に覚えすぎていて、話していていつも感心する。だから、自分だけが過去に話したことを忘れていて、よく彼を悲しませる。

自分だって彼との出来事をできるだけ覚えておきたいと思っているので、日記をつけ始めた。家の中を探したが、日記帳にできるようなノートが学生時代に授業でもらったフィールドノートしかなかったので、それにつけることにした。フィールドノートというのは、野外で調査をする人がその場で記録を残すためのノート。立って書き込みやすいように、手のひらサイズで表紙がかたい。中紙が罫線ではなく方眼なので字を書きやすいし、色味が可愛いので気に入っている。

日記の内容は主に彼との出来事だけど、もちろんその他のことも書いていい。それから、思い立ったら即書き込むようにしている。出勤前に書いた「久しぶりの出勤で怠い。」とかが、寝る前の自分にとっても若干の懐かしさがあるのが面白い。(というかそれはTwitterじゃないか、とも思うけど、自分にとってのTwitterは他者への発信が主目的だから、滅多にそういう記録はしない)

今まで何度か日記をつけることを試したことがある。だけどあまり長続きしなかった。一日の終わりにその日の出来事を「なんでも」まとめて思い出して書き込む作業というのは、意外にも自分にとってハードルになっていたのかもしれない。

それから今月の中旬ごろ、彼の仕事がハードで、自分は話を聞くだけで何も助けになれないことにやきもきしたので手紙を送った。とはいえ内容はなんてことはない。頑張ってるね、応援するよ、みたいな感じ。それに今の時代に手書きで、切手を貼って…なんてアナログなやり方は人にとっては無駄に感じるかもしれない。だけど、彼は「かけた時間」を感じ取って、大事に思ってくれる人だと知っているから、手紙を送ることにした。春生まれだけど、バースデープレゼントの券も同封した。

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我ながら可愛いことしてるなあと、少し恥ずかしい。でもこの日記や手紙たちが、のちのちの自分たちにとってもっと良い意味をもつものになると信じている。

夏休みのしあわせたち

お盆に合わせて夏休みをとって、コロナに気をつけながら友人たちと美味しいものをたくさん食べた。幸せな記憶。

アルバイトしていたお店に遊びに行ったら、お皿もりもりに作ってくれて嬉しかったけど食べきれなかった。お持ち帰りした。

 

西川口の羊肉

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西早稲田スリランカ料理

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・自由が丘のイタリアン

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・中目黒のイタリアン

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・中目黒のメキシコ料理

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・銀座スイス本店

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・横浜元町・中華街の餃子

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おまけ 友人の家族がやっている雑貨屋さんで買った素敵グラス

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苦いアイツに手を出してみた

溶けるはずのないものが溶けてしまうような気温が続いていますが、皆さんお元気ですか。これはもう暑さとの戦い。無策では生き延びられない。とはいえ、できることと言えば、電気代を惜しまず十分にクーラーを効かせることと、しっかり水分と栄養をとることかな。

 

夏野菜は色鮮やかでみずみずしそうで、まさに夏にたっぷりと食べたくなる。スーパーでゴーヤを見かけるようになって興味はあったけれど、調理が難しそうで手を出さずにいたのだが、ついに試しに一本買ってみた。レシピサイトで下ごしらえの方法を調べてみると、料理に使う厚さに切ってから砂糖と塩をかけてしばらく置くだけでいいそうだ。砂糖は口に入れた直後の苦みを少なくし、塩はその後の苦みを少なくするらしい。

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今回はごま和えにすることにした。すぐ味見をしたら、やっぱり美味くて自分を褒めたたえたい気持ちになった。

 

自炊を始めてから10ヶ月ほど経って使う食材がマンネリ化してきたので、最近は初めての食材に挑戦してみている。ゴーヤの前は、砂肝と豚タンを買ってみた。醤油・砂糖・みりんで炒めたら、肉はだいたい美味い。砂肝は、アルバイトをしていたときに、お店のまかないでよく食べていたから懐かしい。相変わらず好きだ。

今度は何の食材に挑戦してみようかな。

ここぞとばかりに映画を観た

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ニュースでは各地の知事が帰省を控えてほしいと要請し、友人たちも実家の親族から帰ってくるなと言われたとどこにも出掛けない夏休みを過ごしているらしい。そんな中、自分はこそこそと実家へ帰った。あわせて、9日間帰っていた。

自分以外の家族は夏休みらしい休みが無いため、彼女らの普段通りの生活に自分が突如入り込んだだけのかたちだった。だから特別に揃って食事をするわけでも、どこかに出掛けるわけでもなく、各々が自分たちのペースで家を出て家に帰るだけだった。実家にいれば犬に会えたから、家族に会わないのはほとんど気にすべきことではなかった。

友人とも約束をして、会った。9日間、毎日猛暑と日照りのなか出掛けたからそれなりに日焼けした気がする。虫もよく死んでいた。

 

それからTVでAmazon primeの映画を観ることができたので、時間があれば次々と観ることにした。自分はAmazon primeのような定額動画視聴サービスを利用したことがないので、すぐに色々な映画を探して観ることができたのは新鮮で楽しかった。(20代とは思えない時代遅れ感...)

 

1.ワンダー 君は太陽

2.メイジーの瞳

3.ヘアスプレー

4.ジャージー・ボーイズ

5.英国王のスピーチ

6.ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

 

何も考えずに見ていたけど、主人公の年齢がどんどん上がっていく順番で選んでいた。ワンダー 君は太陽」のヴィアやジャスティンのように、静かな優しさをもった人に憧れる。最後の2本は夫婦の関係の良さがグッときて、泣いた。

ほかには、「きっと、うまくいく」と「アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング」と「世界にひとつのプレイブック」と「彼女が目覚めるその日まで」を、途中で観るのをやめたまま帰ってきてしまった。映画の話、誰かと気楽にしてみたいな。

 

まだ失敗したことない-豆花レシピ

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お店で食べる豆花も好きだけど、自分で作ることにした。フルーツとも餡とも合うし、茹でピーナッツが用意できれば最高なんだけどなあ。

 

材料

・粉ゼラチン 5g

・豆乳 350ml(やわらかめにするなら400ml)

・はちみつ スプーン2杯くらい

・砂糖 50g(シロップ用)

・水 150ml(シロップ用)

・好きなトッピング

 

豆花

・粉ゼラチンを水25mlに溶かしておく

・豆乳を鍋で温める。湯気が少し出るくらいまで。

・豆乳に溶かしておいた粉ゼラチンとはちみつを加える。

・容器に移し、粗熱がとれたら冷蔵庫へ入れる。

 

シロップ

・砂糖と水を鍋に入れ火にかける。

 

 

豆乳を沸騰させてしまうと固まりにくくなるらしいので、あまり温めすぎないよう気をつける。数時間冷やして豆花がなかなか固まらなくても、一晩冷やすと固まっていた。焦らないで。

もういくつ寝ると

「つまらない」と感じるのは、お前がつまらない人間だからだ

と言う誰かの声が聞こえてくるような気がして、「つまらない」と口に出すのをためらってしまうが、それにしても毎日つまらない。ちょっと前までは、いつも少し先に何か楽しみがあって、それを励みに毎日を過ごしていたような気がするのに。悲しいことに毎日、1日がいつの間にか終わっている。1分、1秒、同じ間隔で過ぎているはずなのに、楽しみなことがあるとその日が来るのが遠くに感じられ、嫌なことはすぐやって来るように感じたのは、もう昔のことになってしまった。

 

「待ちに待った」の感覚を忘れかけていても、社会人の夏休みは近づいている。ありがたいことに自分の職場ではほぼ希望通り休みを取れるため、前々から会えそうなひとたちにアポをとっていた。友人たち、家族と会えるのはとても楽しみだけど、限られた時間を無駄にしたくないという緊張もある。

恋人は自分の実家の近くに来てくれるので、実家から電車で5分のところのホテルを予約した。そこはちょっとした観光地なのでホテルが沢山あり、たった1泊のためだけどホテル選びはなかなか楽しかった。なかなかお洒落なホテルを見つけることができた。

そういえば今の状況は少し可笑しくて、帰省なのに初めての家に帰る予定になっている。去年末にストーカーまがいのものに悩まされ、上司と警察のすすめで家族の安全のために実家も引っ越すことになったのだった(そういうことで、今はSNSやブログで居場所を発信することを控えている)。新しい場所の実家には、給付金で新調したソファがあるらしいので楽しみ。

 

こう考えると、楽しみ結構あるじゃないか。今はつまらないけど、もうひと踏ん張りがんばろう。

母と出掛けただけの思い出

地元から母がやって来た。犬を飼っているためなかなか簡単には来られなかったが、今回は家族と都合を合わせることができやっと実現した。2泊3日と余裕のある日程なのに、朝の9時半にこちらの空港へ到着する便を予約していたことから、彼女の張り切りぶりがうかがえた。

自分が今住んでいるところは、食ならお勧めがたくさんあるが、観光といえばこれといったものがない。行ったことがある場所と行ってみたかった初めての場所と、半々くらいで案内をした。

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