少しずつオンラインへ

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この春からは、仕事でもプライベートでも「オンラインで開催することとなりました」との連絡が届く。

自分の仕事はほとんどが在宅でできるものだけど、一緒に仕事をしている上司が毎日出勤されるタイプの方なので、たまに出勤して打ち合わせをまとめてしている。仕事ではこれから社内向けの研修や勉強会を開催しなければならないけど、今までのように集まって受講してもらうことは難しいだろうから、オンライン研修なりeラーニングなりに切り替えるなど考えなくてはいけない。

 

プライベートでもオンラインで開催されるイベントが増えて、東京から離れた自分でも参加できる機会がぐっと増えた。2年前くらいからpeatixというイベント検索アプリを使って、たまにイベントに参加していたのだけど、今では掲載されているイベントのほとんどがオンライン開催のものだ。アプリ内でイベントの開催地を選べる機能があるけど、都道府県のほかに「オンライン」という選択肢も追加したらどうだろうと思ったり。早速、興味のある講座をいくつか受けたりしている。先日は、メンタルモデルという自己理解の手法についての講座を受けて、面白かった。(まだ消化しきれていない部分も多いけれど…)

 

それから、複数人でビデオ通話するのが当たり前になったのも嬉しい。オンラインであれば、東京だろうが北海道だろうが九州だろうがどこに居る人も同じ状態で繋がることができる。もしこれが当たり前でなかったら、集会の場に来られない人はまた今度、と交流の機会がなくなっていったのだろう。先週と今週、大学時代の友人たちとオンラインで久々に話すことができた。それぞれコロナで生活が変わっているなかでも、着実に色々な経験を積んでいるなあとしみじみ。

 

それでもやっぱり、オンラインでも補完しきれないものも沢山ある。学生のころに所属していた合唱サークルが、発表ステージはおろか日々の練習までもほとんどできない状態にあることを知り、OGとして心苦しい。なんと学園祭はオンラインで開催されるらしく、それにあわせて動画での出展となるらしいけど、やはりステージで歌う経験は何ものにも代えがたい。

 

こんな感じで、自分も少しずつオンラインを取り込みながら生活している。直接会えなくなったのを残念がり、諦めるだけではなくて、繋がる手段を考えていかないといけない時代だな。よくわからないからといってアップデートを怠ってはいけない...。